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診療内容

私のカウンセリングー 特にトラウマ療法について

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1.方法

目を閉じて、もやもや、胸の痛み、悲しみ、怒りを感じる身体の部位に片手を当てます。多くは胸、頭、喉、腹です。時に目、背中などあります。そしてクレヨンを反対の手にもってなぐり書きをしてもらいます。このとき治療者は、相談者の一本の線で表現する様子に一本の線の動きにどれだけ傷つきがあるか、悲しみ、怒りがあるか共感できるところが勝負どころとなります。それは、相談者に波長合わせした治療者に時にかすかな胸の痛み、のどや胃のひりひりした感じなど伝わってきて治療の手掛かりになることがあります。

相談者は新聞紙の上にクレヨンで自由に殴り書きするだけです。相談者に言わせると、殴り書きの動きにのせて言葉にならない感情をあったことを治療者に話しているような、吐き出しているような気持になるそうです。
かなりenergyのいるワークなので時間には気を付けています。
ひとつのワーク20分から、30分ぐらいです。回を重ねるにつれ、より相談者の深い傷つきが表現されてくるので殴り書き5分ぐらいでも相談者は疲れるのでストップが必要です。
描かれたものに適宜カウンセラー側が介入していきます。ほかの色のクレヨンをお薬といって塗る、水と見立てた色できれいに流す、描いたものを破るなど、相談者がほっとすること、気持ちのすっきりすること、を行います。思い込みを修正するなど積極的に言語で介入することもあります。
最初の苦しみ辛さなどを数字で表してもらい(例えば100とか)、ほとんど0になるところを目指します。



2.治療の対象となるもの

いじめ(無視。悪口、暴言、ときに暴力など)
ハラスメント(今までは、パワハラ被害のPTSDが多かったです。ブラック企業のPTSDなども)
大切な人やペットを失った傷つき、悲しみ
交通事故のPTSD
家族との関係における傷つき
新しい仕事へのパニック、不安
苦手な人への感じ方
睡眠障害
リストカット
職場のストレス
漠然とした不安、恐怖などです。

発達障害の方は、絵を描くのが困難なことがよく見られるので無理強いはしません。注意して試みています。
実際は中学生以上にしか試行したことはありませんが、もしかして対象は小学校高学年からできるのではないかと思っています。

3、治療期間

(これまで治療を終了したものを目安として)
半年のいじめ   30分一回のワーク
3年間のいじめ  30分5回
1年半のハラスメントの後遺症  40分3回のワーク
大切な人を災害で失った悲しみ  30分一回
睡眠障害   個人差があります 30分一回から5回ぐらいまで

主訴としたものを終えた後潜在していたトラウマが出現してくることはよくあることで、社会適応を順調にしていくにはより回数が必要になることがあります。

家族との関係における刷り込みのような傷つきは、一番身近で長期間にわたって関わっているため、カウンセリング期間は長引く傾向があります

4.特徴

特徴のひとつは非常に短期間でカウンセリングが終了することが多いこと
もうひとつは、こういうことが具体的にあったなど内容がが明らかでなくても「なんか息苦しい」とか「頭がもやもやする」「頭が重い」とかでもカウンセリングの対象となるものがあります。


描かれたものはこんな感じになります。
IMG_20161128_065002_2_convert_20161128115029.jpg


<参考>
ブリーフサイコセラピー学会発表 第19回日本ブリーフサイコセラピー学会,東京,2009.8
心理臨床学会発表 日本心理臨床学会大会,東京,2008
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