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カウンセリングの日常

身体から伝わってくるもの

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谷川俊太郎の詩が若い人の中で今静かにはやっているそうです。 谷川俊太郎さんの詩といえば、 「死んだ男の残したものは 一人の妻と一人の子供 他には何も残さなかった 墓石ひとつ残さなかった・・・」 が有名です。 もうひとつ、私の心に残る詩として 「からだの中に 深いさけびがあり 口はそれ故につぐまれる からだの中に 明けることのない夜があり 眼はそれ故にみはられる からだの中に ころがってゆく石があり 足はそれ故に立ちどまる   からだの中に 閉じられた回路があり 心はそれ故にひらかれる   からだの中に いかなる比喩も語れぬものがあり 言葉はそれ故に記される からだの中に ああからだの中に 私をあなたにむすぶ血と肉があり 人はそれ故にこんなにも ひとりひとりだ」 という詩も有名です。相談者を目の前にしているとこれに近い気持ちになることがあります。言葉とともに、あるいは、言葉以上に身体から伝わってくるものは、とても大きく、相手を理解する手掛かりになります。
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